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パシフィックセンチュリー
プレイス丸ノ内10F
アートメイクでは、皮膚に色素を入れます。だからこそ、皮膚といってもどこまで深く色素を入れるのか、使う色素は安全なものなのかということが気になりますよね。ここではアートメイクで使用する色素について、詳しく紹介していきます。また、アートメイクの持ちについても説明します。
どこに色素を入れるのか
わたしたちの肌は、いくつかの層が重なってできています。
【表皮→真皮→皮下組織】という順で重なっており、一番浅い層が表皮、一番深い層が皮下組織です。
アートメイクでは、このうち一番浅い層である表皮に色素を入れていきます。よく入れ墨との違いを聞かれることがありますが、この“色素を入れる場所”が一番の違いです。入れ墨では、表皮よりもさらに深い、真皮という層に色素を入れます。
また、アートメイクと入れ墨では目的も異なります。アートメイクは、元々あるものを補足する目的。入れ墨は、元々なかったものを追加する目的です。
【アートメイクと入れ墨の違い】
<色素を入れる場所>
- アートメイク:表皮
- 入れ墨:真皮
<施術する目的>
- アートメイク:元々ある体のパーツの補足
- 入れ墨:身体装飾、個人認識、社会的地位・身分の表示
など
アートメイクで使う色素はどんなもの?
当院では、アメリカのFDAで認可された色素等を使用しております。
安全性の高い色素を使用しておりますので、ご安心ください。
【色素の色選びについて】
アートメイクにおいて重要なのはデザインですが、“カラー”も同じくらい重要です。特に眉とリップに使用する色素は、どんなときでも浮かない、自然に馴染む色を選ばなければなりません。
<眉>
まず、当院では眉の施術にブラックの色素は使用しません。どうしても濃く塗りつぶしたように見えてしまうため、海苔を貼りつけたような仕上がりになってしまいます。
肌に馴染みやすいブラウン系の色素をベースとし、明るめにするか暗めにするかでさらに浮かないよう調整。色の調整は眉毛1本1本の太さに合わせるようにしており、太い毛には暗め、細い毛には明るめを選びます。
<リップ>
リップは、薄ピンクに仕上がる色素を選びます。濃いピンクや赤の色素も選ぶことはできますが、これはあまりおすすめしません。
濃い色はどちらかというと老けた印象を与えますし、スッピンのときや冠婚葬祭のときに浮いてしまいます。また、濃い色が流行しているうちはいいですが、流行りが去ってしまえば時代遅れになってしまう恐れも。
ほんのりピンク色になる程度の色味にしておけば、どんなときでも浮かずに血色の良い唇を維持できます。それに、濃い色のアートメイクはアレンジが難しいですが、薄い色のアートメイクならアレンジが自在。リップを重ねることで、色味の変化を楽しめますよ。
<アイライン>
アイラインは、眉とは反対にブラックの色素を使用します。と言いますのも、アイラインはまつ毛の隙間を埋めて、まつ毛が濃密に生えているように見せたいから。
太さや長さを慎重に調整して、濃い色でも不自然にならないように仕上げていきます。
細い毛には明るめのカラー
引用元:アートメイクアーティスト 看護師 北村久美 オフィシャルブログ
太い毛には暗めのカラー
引用元:アートメイクアーティスト 看護師 北村久美 オフィシャルブログ
こちらからは、自然に見えることを第一にカラーを提案させていただきます。
ご本人様のご要望ももちろんお聞きしますので、ご一緒にぴったりのカラーを見つけましょう。
当院施術者のアートメイクに対するこだわりは、こちらでも詳しく紹介しております。
アートメイクが薄れやすい人はいる?
アートメイクが薄れてしまいやすい人はいます。
通常、アートメイクが薄れてくるのは施術から2~3年が経った頃。ですが、施術から1年ほどで薄れてきてしまったという人もいらっしゃいます。
このように、薄れてくるスピードに個人差があるのには、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が関係しているのです。
【色素と肌の代謝について】
肌は新陳代謝によって生まれ変わります。(ターンオーバー)
このとき、生まれ変わるのは肌の表皮の部分。アートメイクで色素を入れるのはこの表皮の部分なので、だんだんと薄れていくのです。
つまり、新陳代謝が高い、もしくは新陳代謝が高くなることをよくするという人は、アートメイクの持ちに影響が出てくるということです。
<アートメイクが薄れやすい人の特徴>
- 汗かき
- 脂性肌
- エステに通っている
- サウナに通っている
- 水泳をしている
ただ、薄くなるとはいっても完全に消えるわけではありませんのでご安心ください。
薄れが気になってきたら、リタッチでより美しく調整していきましょう。
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